2019-01-01から1年間の記事一覧

2019/12/25

頭の中には沢山のストックがある。寂しい夜に思い出したい言葉だったり清々しい朝に触れたい音楽だったり年の瀬に懐かしむための今までだったり。何でもない毎日が積み重なればいつかの自分を救うためのストックに生まれ変わる。例え美化された記憶だってい…

2019/12/03

近況。今年も最後の月になった。引越し先は地元よりも寒くて歩いているだけで指先が凍る。新しい仕事を始めて1ヶ月が経った。ネットニュースであのコンクールの今年の受賞者を知る。近くに大きな図書館ができたらしい。私が生きるべき場所はここにある。 昨…

2019/11/26

大人になったなと思う。お酒が飲める。一人で市役所に行ける。高級な服も様になる。朝まで遊べる。メイクが上手になった。知識も増えた。そしてその分失ったものも多い気がする。それが何なのかはまだ知らない。 いつだったか友達と地元の道を歩きながら「未…

2019/11/20

私のだいたいは不機嫌だった。もう少しで去年が去年ではなくなることがものすごく怖い。私は知らないうちに過去にしがみついて生きていた。何かにすがりつき、何かに期待して、何かに押し潰されそうになりながら生きていた。実はその全てが自分自身で、誰で…

2019/11/06

最近は何にも考えなくなった。どうせ悩みは尽きないし私がどれだけ悩んでたってそこら辺の同世代の若者たちは恋人とエッチなことばっかりしてるんだろう。阿呆らしい。阿呆らしいから何にも考えなくなった。気持ちが良くなる「何か」くらい私にだって分かる…

2019/10/26

また遊ぼうねって約束した人と本当に遊ぶ日はいつ来るんだろう。プリクラの落書きに「ずっと仲良し」とか書きあった人の半分以上は今どんな暮らしをしているかも知らない。押し入れの空き箱に入れたみんなからの手紙の行き先はどこなんだろう。秋は寂しくな…

2019/10/14

台風が過ぎた後の昨日の空はあまりにも青くて広くて澄んでいて何もかもが夢だったのか。はたまた今ある全てが夢なのかと戸惑ってしまった。眩しい光にくしゃみが出る。「へんてこなくしゃみだね」と頭ん中で音楽が流れた。今日はまた曇り空。 泣いた翌日は大…

2019/10/10

深夜に観る宮藤官九郎の映画は何割り増しにも面白く感じる。車に乗りながら、麦茶を飲みながら、洗濯物をたたみながら、歯磨きをしながら、考えることのほとんどはものすごく大切なことのようで大したことがない。そう見せかけてやっぱりすごく大切なのかも…

2019/10/02

時々どうしようもないことを考える。例えば私の人生も事あるごとにドラマのような回想シーンが挟まればいいのになあとか。過去に執着する癖は治せない。どれだけ大人になってもあの頃の自分に戻れるとどこかで期待している自分がいて怖い。この先もう「大人…

2019/09/29

半年の間、毎日見ていた朝ドラが終わってしまった。思えば放送が始まった日はちょうど新しい仕事が始まった日でもあった。瞬きをしていたら仕事は終わり朝ドラも終わってしまった。相変わらず私は追いつかない。相変わらず私はついていけない。今日も、明日…

2019/09/15

夏の前に欲しくて買った眼鏡とパソコン。遂にはほとんど使わないまま夏が終わってしまった。私って本当にそう。いつもそう。こういうところはどうしたって変わらないのかもしれない。そのくせ小学生の頃にハマった少女漫画を引っ張り出して読みふける毎日だ…

2019/09/02

寂しいのか悔しいのか悲しいのか分からないです。腹がたつわけでもない。やっぱり純粋にものすごく悲しいのかもしれません。もう何にもいらないな。誰にも会いたくないな。信じるものが見つからないのです。 大概のことは笑って済ませた。仕事を辞めたことも…

2019/08/24

心が疲れてるときはちょっとしたことで涙が出たり挫けそうになったりする。例えば友達との約束がなくなっただけで泣きそうになったり水をこぼしただけで大げさに落ち込んでしまったり。普段なら笑って済むことも全てが駄目になる。どうしてか私はこんな状態…

2019/08/18

今までの人生を悲観してるわけではない。離れてるとはいえ親はいるし学校も通ってきたし家で温かいご飯を食べれるし暴力を振るわれたことも除け者にされたことも別にない。多少のいじめや仲間はずれ。失恋や孤独や失敗は時が経てば笑い話にもできてきた。何…

2019/07/29

生きるのが下手くそなくせに私が持っているのは自由だけだ。才能も知識も価値も何にもない私が持っているのは自由だけだ。なんだか奥田民生のイージューライダーが聴きたくなってきたな。 全てが終わった日の夜はみんな無敵だった。私も無敵だった。いつも目…

2019/07/25

終わりは必ず来る。不安に押しつぶされながらも何とか這いつくばってゴールへたどり着くたびにそう思う。楽しかったり嬉しかったりした日々にさえ終わりは来るらしい。蝉の鳴き声で目が覚める。風と共に汗の匂いがする。夏が始まって私が終わる。 美容院に行…

2019/07/12

なんか分からないけど死にたい。そんな曖昧で不安定な気持ちを私は尊重したい。人間は誰しもなんか分からないけどなんかある。泣きたくなるときや笑いたくなるときもある。誰かに抱きしめられたいときだってある。それは何にもおかしくない普通の気持ち。 腹…

2019/07/06

さだまさしの償いに「人間って哀しいねだってみんなやさしい」という歌詞がある。私は昔から他の人よりも涙もろい。なんで泣いてるのか分からないことも少なくない。それはきっと人間は哀しいくらい優しいからなのかもしれないと気付いた。 みんなみんな優し…

2019/06/30

年を越してからもう半年が経つのか。瞬きをするたびに時間は過ぎていく。楽しかったことも悲しかったことも月日の流れには関係がないらしい。私の心なんてそっちのけに時間は確実に過ぎていく。 もう、ラブソングもラブストーリーも飽きたから本物の愛がほし…

2019/06/26

梅雨なんてぶっ飛ばして真夏がやってきたようで何にも頑張れない呪いが襲いかかる。今日もまた神聖かまってちゃんのフロントメモリーが頭ん中をずっと駆け巡っている。昨日の夜はかき氷を食べる夢を見た。 青い空に散らばる白い雲を見上げながら文章を書いて…

2019/06/12

坂元裕二という天才に出会ってしまったばかりに私の人生はグラッグラだ。正解なんてないことは分かりきってるはずなのに映画の主人公になろうとしてしまう。それでも私は悲劇のヒロインにすらなりきれない。 心に余裕がない。あまりにもない。きっとどの選択…

2019/06/03

今日の空は水色とピンク色だった。優しくてあったかくて切なくて寂しい空だった。Charaのミュージックビデオに出てくるような空だった。ずっと見ていたい空だった。私はやっぱり暗い人間だからこんな空を見てしまった日には涙さえ出てくれない。 ちょっとし…

2019/06/01

自分が体験するものを誰かに押し付けられる必要はないだろう。「これいいよ」と言われて興味を持つことも勿論あるけど、結局は自分が見つけたものが何よりも愛しい宝物になることを願って生きている。 湯を沸かすほどの熱い愛を観た日。映画館を出てから駅ま…

2019/05/29

ドラマの録画が溜まってきた。録画残量が減っていくと心の余裕も減っていくようで。私が探していたものってなんだっけ。私が求めていたものってなんだっけ。なんかこんな歌詞あったな。なんだっけ。 小さい頃は、大人になった自分の姿が全く想像できなくてハ…

2019/05/27

目が覚めたときに「今日」を諦めてしまうことが増えてきた。確約された未来のために生きることはできても終わってしまった過去のために生きることはできない。私は何かが始まると同時に終わることを想像してしまう人間だ。また1つ未来が過去に変わってしまっ…

2019/05/23

サイレントマジョリティーの歌詞には美学が詰まっている。何かを訴えたり求めたり広めたり、そういうことを音に乗せて届けられるこの世界はとても素晴らしいと思う。考える人も届ける人も届いた人もみんなみんな、素晴らしい。今日も音楽は素晴らしい。 それ…

2019/05/19

きのう何食べた?が面白い。何でもない日々こそが幸せなんだと改めて気付かされる。おいしいご飯と大好きなものさえあれば他にはもう何もいらない。それを分かってるはずなのになんでまだ求めてしまうんだろう。 私は暗い人間だから暗い文章しか書けない。毎…

2019/05/15

夢は見るものじゃなく叶えるものだ。こんな言葉を腐るほど聞いてきた。本当にそうなのかな。私は、夢は見るだけでもいいと思う。その方が幸せなときだって腐るほどあるだろう。私は何か間違えてるのかな。 ハタチのときに夢を持った。私は宝物を見つけたんだ…

2019/05/12

退屈な季節なんだ。年末らしく賑わうけれど同じ景色続いてゆくだけ。映りの悪いテレビを消してよ。きっと来年の今頃のこと話してみても占いみたいに気やすめにもならないってさ、わかっているんだ。 YUIの書く詩はいつも正しい。少なくとも私の中ではとても…

2019/05/11

友達から彼氏と別れたと連絡がきた。お別れは生きてる中で1番経験したくない。お別れがあれば出会いもあるよ、なんてきれいごとだ。できることなら出会いだけを積み重ねて生きていきたい。 私はいつも咄嗟に言葉が出る。なんでこんなにもつらつらと言葉が出…