2019/05/12

 

退屈な季節なんだ。年末らしく賑わうけれど同じ景色続いてゆくだけ。映りの悪いテレビを消してよ。きっと来年の今頃のこと話してみても占いみたいに気やすめにもならないってさ、わかっているんだ。

 

YUIの書く詩はいつも正しい。少なくとも私の中ではとてもとても正しい。信じたって裏切らない。幸せではないのに己を強く信じまっすぐと前を向く女の子が詰まっている。私はそんな女の子になれただろうか。分からない。もしかしたらなれてないかもしれない。

 

毎日が息苦しい。心配をして損するばかり。まめに連絡をしても誰からも返事がない。そのくせ都合よく頼ってくる。気が疲れる、気が狂う、誰かのために生きてしまう私が悪いのか?ぜんぶぜんぶぜんぶ私が悪いのか?何が正解かわからない。わからないことばっかりだ。

 

優しさってなんだろう。大人になってから優しいねって言われても嬉しいと思わなくなった。そんな一言で簡単にまとめられるとやるせないんだ。捻くれ者だって言われてしまうんだろうか。そんなこと言われなくても自分が1番知ってるよ。

 

南瓜とマヨネーズのツチダはあまりにも不憫だった。まるで私を見ているようだった。私は恋愛に限らずいつだってツチダのように傍から見たら哀れでバカで不憫なんだろう。ちゃんとせいちゃんに愛してもらえたツチダはまだ、幸せ者な気がする。

 

休みの日は何もしたくない。何もしたくないし何もできない。本当は何にも考えたくないんだけどいつも以上にたくさんのことを考えてしまう。助けてくれ!どうにかしてくれ!どいつもこいつもいい加減にしてくれ!と叫びたい。そして声を出して泣いてやりたい。

 

人間はそう簡単に変われやしない。私だってそう簡単に変われやしない。絶対なんて言葉は使いたくないし好きな音楽を好きなだけ聴きたい。アイドルのラブソングに涙を流していても許してほしい。TOKIOのリリックは名曲だと思ってる。

 

おじさんが道路に唾を吐いた。若者が歩きスマホをしながら信号を無視した。あの人は階段の矢印を守っていない。みんなみんなだめだ。私もだめだ。みんなみんな世界は自分だけのもんだと勘違いしてるんだ。

 

ツケ払いが溜まってきた。お給料はまだ入らない。こんな人生でいいと生きてるわけじゃない。このままじゃだめだと生きてる。そのことは音楽が教えてくれる、映画が教えてくれる、鏡に映った自分が教えてくれる。