2024/02/05

 

パパの部屋からブルーハーツが聴こえる。実家での暮らしは穏やかであり不安定であり色んな感情が付き纏って若干うっとうしい。新しい仕事が決まって躁うつ状態。綺麗に切られた果物を食べる生活をやめてしまったから肌荒れが全然治らなくて困っている。中学時代の楽譜たちを久しぶりにながめた。とてもとても励まされた。もう音符の読み方も忘れたけど指だけは覚えていて愛おしかった。私の過去はとてもとても愛おしい。抱きしめて死ぬまで絶対に離すもんかと思ってる。辛かったこととか誰かを憎んだこととか悔しかったこととかそういうの今はどうでもいい。抱きしめて離すもんか。

 

スーパーで買い物しながら食材の賞味期限を見てるだけで「ああもうこの日には新しい仕事が始まってるのか」と落ち込む。決まるまでも相当落ち込んだのに決まっても落ち込んでる。なんでも話せる友達がいても、心にあるぽっかりとした到底言葉では表せない何かがすごく人生の邪魔をしてくる。朝起きて夜眠るまでが何時間あったとしても私はずっと悩んでるのだろう。結局のところ何も変わらないんだろう。冬の布団の中が一番安全だからここから出たくない。猫と寝ていたい。明日の朝起きて夜眠るまでの時間は何に悩み、何に苦しめられ、何に時々微笑むのか。横の部屋から聴こえるブルーハーツのせいで今日が終わらない気がする。