きのう何食べた？が面白い。何でもない日々こそが幸せなんだと改めて気付かされる。おいしいご飯と大好きなものさえあれば他にはもう何もいらない。それを分かってるはずなのになんでまだ求めてしまうんだろう。
私は暗い人間だから暗い文章しか書けない。毎日、何かを諦めて生きてしまう。毎日、自分で作り上げたプレッシャーと戦ってしまう。敵も味方もないはずなのにいつだって前から何かに迫られ、後ろから何かに追われている感覚が抜けないんだ。
勝手にふるえてろを観た日の衝撃が今も体の中に住み着いている。涙もろくたって何を観ても他人事だった。かわいそうね悲しいねと同情してるだけだった。きっと今までもこれからも自分のために涙を流した作品はこれだけになる。そんな気がする。松岡茉優ちゃんが演じたヨシカの気持ちは上手く伝えられない。ただ私には痛いほど伝わって苦しかった。これは救いようのない痛み。
今日もスピッツだけが正義だった。最近は明日のことを考えて心が弱くなる。明日には興味がない。私は今日だけを懸命に生きるだけなんだから。
育った環境を言い訳に使う大人にはなりたくなかったんだけど、逃れられなくなってきてしまった。暗い人間なのも声が小さいのも物覚えが悪いのも人付き合いが得意じゃないのも、みんなみんな育った環境のせいにしてしまいたい。「ただいま」も「おかえり」も、もう10年以上も口にしてないんだ。誰かとご飯を食べる習慣もない。仕方がないでしょう。
私が勝手にしていることが誰かにとって救われることになればいいと思う。それは自分も勝手に救われてきたからだ。私はいつも自分に囁く。人それぞれだから気にしなくてもいい。自分は自分らしく生きてやればいい。
ベビーカステラを食べすぎて喉が渇いた。疲れてるのか目が腫れてる。筋肉痛は治った。今日は何にも考えないで夜を迎える。窓から入る風が気持ちいい。洗濯物回さなきゃ。あー、水筒も洗わなきゃ。
昨日の飲み会で初めて話すパパよりも年上の人にたくさん色んなことを教えられた。明日は言われたことをちゃんとしないと。そう思えば思うほど怖くて不安で泣きそうになる。大人は判ってくれない。この言葉って何歳まで言ってもいいんだろう。
来週の今頃は、きっと明日を楽しみに生きてるんだろうな。そう考えてみると大丈夫な気がしてきた。私は暗い人間だけど、それなりに上手に幸せだって見つけられるはずだ。おいしいご飯と大好きなものさえあれば。
