2019/06/26

 

梅雨なんてぶっ飛ばして真夏がやってきたようで何にも頑張れない呪いが襲いかかる。今日もまた神聖かまってちゃんのフロントメモリーが頭ん中をずっと駆け巡っている。昨日の夜はかき氷を食べる夢を見た。

 

青い空に散らばる白い雲を見上げながら文章を書いてる今。私にできることは体に溜まりに溜まった言葉たちを文字に起こすことだけだと信じたい。誰かに認められるよりもまず、私は私のことを認めてあげたいし許してあげたいし優しくしてあげたいんだ。

 

音楽だけが味方でいてくれる夜もあれば映画だけが敵になる夜もある。フジファブリックのタイムマシンは私の心に寄り添ってくれるけど岩井俊二の映画は私の心を突き放す。そんな夜もある。「好きだから」だけでは上手くいかないことがあまりにも多すぎるから悲しくて涙が流れる夜もある。

 

休みの日は誰かに会いたくなる。なんでもいいから話を聞いてほしく聞いてあげたい。楽しい時間を共に過ごしてバイバイをする瞬間を想像すると胸がチクチクと痛むのは何故だろう。またね、以上に信じることができない言葉はない。明日が来ることを前提に会話をするのがどうしても苦手だ。何故だろう。

 

決めたことを守れないわけではないんだけど得意ではない。私の覚悟なんてそこらへんに転がってる石ころと同じようなものです。それでも諦めが悪く頑固でどうしようもないのです。

 

まだ去年の今頃のこと、昨日のことのように鮮明に覚えているのに私はまた年を重ねる。いつのまにか制服を脱ぎ捨て、いつのまにか大人になっていた。大人になるのがずっと怖かった。今でもやっぱり怖い。いつかひとりぼっちになるんじゃないかと思って怖くなる。

 

いい恋もできないまま死んでいくのか。学生時代に教えてもらった音楽が今でもずっと耳元で流れている。眠れぬ森の君になりたかった。高嶺の花子さんにもなりたかった。これから先の未来を期待する勇気が欲しい。人に愛される勇気。そして人を愛する勇気。

 

みんな元気なのかな。元気だったらいいな。色んな人のことをよく思い出す。色んな記憶が蘇る。みんなも同じように思い出したりするのかな。思い出して、ちょっとだけ悲しくなったり切なくなったりするのかな。その中に私の存在は登場するのかな。どうなのかな。そうだったらいいな。

 

蒸し暑い部屋の中で不安だけを抱えて過ごすのはもうやめたい。何かが終わるとまた何かが始まる。それだけを考えたい。3時の感じにもたれて窓の外をうとうと見るたび自分なんて分からなくなってきた。