2022/12/24

 

そろそろ今年も終わるからとりあえず何かしらを認めておきます。テレビを付けると年始特番の予告が映る。秋ドラマも最終回を迎えてどんどん未来が近づいてきた。何年か前のクリスマスを未だに思い出しては後悔してる。あの沼のような数日間は一体何だったんだろうな。人って案外簡単に思い出を捨てられるらしい。まあ私は無理だけど、人によってはね。年末らしく大掃除をしたり見たかったドラマや映画をクリアしたり断捨離をした。私は思い出こそはなかなか捨てられないけど、形あるものならポンポンごみ箱に放り込める。どちらの方が血が通ってるんだろう。大人になるとあらゆるものが麻痺してしまって何が何だか分からなくなる。人生の良さはどこに隠れてるのかな。

多分、また発作的に色んなことに蓋をしたり突然何もかもをごみ箱に入れたりすると思う。自分の中で選別したそれぞれに名前をつけて一旦お預かりすると思う。そんなときでも「ああまたやってるよ」くらいの気持ちで見守られていたい。私はただ許されたく救われたい人だから。ぬるま湯に浸かっていて悪いか。宝くじに夢と希望を抱けなくて悪いか。見えない言葉や聞こえない表情に踊らされてばかり。今日が終わり明日を始めなくちゃいけないことが本当に億劫で。書き溜めて吐き出して、また書き溜めては吐き出して。ドラマの影響か夢の中に中学時代少しだけ仲が良かった友達が出てきた。彼女は耳が聞こえにくくて私は頑張って手話を覚えた。今じゃもう「あいうえお」しか出来ないけど。人生の良さはやはり自分自身で作り続けるしかないのね。