2022/12/11

 

オタク気質がなかなか抜けない。小学生の頃から聴いてる音楽もあんまり変わってない。私は私のままで存在しているわけだけど、そんな自分が恥ずかしくて隠しちゃってたりもして。ああなんか全てを曝け出してみたい。思ってることも考えてることも悩んでることも全部全部。ずっと長い間「誰かのために生きる」をしてきた。好きなアイドルに会うためにバイトをしたり友達に会うために学校に行ったりそういう「誰かのために生きる」をしてきた。今はそれが何もなくってものすごく苦しい。昨日見たドラマの話をしたいだけなんだけどな。夜行バスで地方公演に行きたいだけなんだけどな。もしかしてあの日々は当たり前じゃなかった?だいぶと特別な時間だった感じ?そうと分かっていたらもっともっと噛み締めたのにな。スクバにマクドの匂いを染み込ませて難波を練り歩いていた10代の私は怖いものも恥ずかしいものもなかった。まあ俗に言うところの「黒歴史」は腐るほどある。何から何まで誇れるもんではないし人の目を気にしてなかったわけでもないし。それでも今よりはよっぽど明日が楽しみだと思える人生だった。そういうの、これから先にまた訪れるんだろうか。自ら不幸せに手を伸ばしてる部分は否めない。きっとあの日々らが私の頂点だから、今の環境に満足してしまうと何かを失ってしまいそうで怖いのかもしれない。放課後のショッピングモールのトイレで制服のスカートを折っていたあの頃の私よ。もっと噛み締めて生きてくれよ。