2022/06/10

 

辞書を引いてるのに、調べた言葉の中に含まれる言葉をまず理解できていなかったりする。永遠にループを続けて辿り着く答えなんて、本当に私が知りたかったものじゃあない。遮られたり途絶えたり諦めたり諦めなかったり這い上がったり。また夜が終わって朝が始まる。重たい体を起こしてまで次の夜に立ち向かう理由はどこにあるのかなあなんて。空気が暑くなってきたから、ちょっとバグり気味。

 

誕生日月はいつもよりも気持ち早めに生きてる。懐かしい友達、可愛い服、久しぶりの舞台観劇、えとせとら。浮かれることもしばしばあって後悔や反省に苦しめられる未来が見えている。そういえばこんなことがあったね、と楽しい会話だけを積み重ねて大人になってゆければ良かったのに。ウェブ講座の資料請求、時給アップに住民税、毎月の支払いがなぜか減らない。今日もやっぱり生き急いでる。

 

幸せになりたいとかでもなかった。ただ普通に生きていけたなら。家族みんなでご飯を食べたりテレビを見る幼少期を過ごしたかった。専門学校ではなくて大学に行けば良かった。もっと後先を考えて仕事に就くべきだった。あの頃はあれが精一杯でも、こうしてたられば言ってしまうのが大人だ。水族館に行ってお好み焼きを食べるだけのデートがしたい。もちろん、ちゃんと好きだと思う人と。

 

極論を言えば猫になりたい。多分というか絶対に人間だから色んなことがややこしい。私はもうすぐ市役所に行かなくてはならない。今文字を打ちながらそのことを思い出して冷や汗をかいてる。買ったばかりのスケジュール帳にお茶をこぼしたから新しいノートを買った。何よりも市役所に行かなくてはならないのに、そんな大事なことも書いていないノートに何の意味がある。

 

よく周りから心配される。大体の知り合いに心配だと言われる。一人で帰れるか?とか自転車気をつけてとか。そう思うなら誰か早く私を大丈夫にしてほしい。一人でも生きていけるけど大丈夫にしてほしい。もちろん誰でもいいわけではないからそこんところは弁えて。もうすぐ誕生日が来るのか、毎年のように誕生日が来るのか。なんて怖いんだろう。