2020/08/15

 

猫を撫でてると幸せな気持ちになります。仕事でミスをしたこと、言わなきゃよかったなと後悔したこと、水をこぼしたこと、電車を乗り間違えたこと、そういう色んなことを忘れられるくらい幸せな気持ちになります。

 

大切な人ほど「この人はこうあってほしい」という余計な感情が生まれてしまう。勝手に嬉しくなったり勝手に傷ついたり人間は今日も忙しい。人を待っているときにその人のことを考えてるのであればそれが愛だと思う。

 

人生の転機なんて意外と気付かないうちに過ぎてるもの。運命なんて後から振り返るとただの偶然だってこともあるでしょう。知りたかったことを知って後悔したりもするでしょう。未だに自分のことがよく分からなくて泣きたくなる夜もあるでしょう。

 

とある会話のメモ書き。「夢が叶うかもしれないとか夢を叶えるかもしれないとかあの頃の私はどうかしてた」「いや逆を言えば今の方がどうかしてるのかもしれないよ」そうかもしれない。そうなのであればもう少し頑張りたい。でも頑張るってなんだろう。

 

悲しさの向こう側を想像するよりも楽しさの向こう側を想像する方が難しい。傷が癒えていく記憶よりも傷が増えていく記憶の方が鮮明だ。スタート地点に立つくらいなら目に見えているゴールを目指したい。

 

毎日、毎日をかけがえのない一日にしようなんて思わない。今まで過ごした時間の半分以上はきっと忘れてもいいものだろう。もしも自分の言葉に有効期限があるのであれば早めに設定しておきたい。そして更新を重ねたい。

 

猫のお腹はあったかい。猫の頭の後ろっ側はいい匂いがする。猫は寂しいときちゃんと寂しいと教えてくれる。猫を撫でてると幸せな気持ちになります。今この瞬間が幸せであればそれだけで十分なんだと思います。